私たち「特定非営利活動法人 五節句文化アカデミア」は、世界に誇る日本の生活文化の主軸にある年中行事、中でもその骨格を成す「五節句文化」の次世代への継承に貢献する活動展開を目指します。
同時に、「五節句文化」を新たな視点から創生する挑戦を続けていくことにより、日本の生活文化を支える伝統産業の活性化と、日本・日本人・日本文化に対する誇りと愛着の意識醸成に貢献する活動展開を目指します。
加えて私たちは、2015年9月の国連において、2030年までの達成目標として掲げられた「持続可能な開発目標=Sustainable Development Goals(略称 SDGs)」の意義に賛同し、実現の一助となる活動展開を目指します。
設立背景
「特定非営利活動法人 五節句文化アカデミア」は、平成29年度京都府女性活躍応援事業を通して、“ものづくり”という従来の枠を超え、京都のライフスタイル産業の活性化を目指す女性たちを中心に、活動の理念への賛同者が連携して立ち上げた団体です。
上述の勉強会での課題と成果を踏まえ、“五節句”をテーマに絞っての活動を始めましたが、背景には日本各地の大切な地域資源である年中行事や五節句の継承にも危機感を覚える状況があります。
このような危機感を打破しようと、まずは「五節句の中でも一番親しみのない“重陽の節句”を新しい視点から秋の大人の集まりとして復活させ、新たな秋の行事として京都から全国に向けて発信・定着させていきたい」との想いで企画し、平成30年度・令和元年度と事業を行いました。そのための活動プラットフォームの発展形として、理念と方向性を共有するための協議を重ねた結果、本団体設立に至りました。